フリーランスとして地方で活躍するために

自由に働くということはフリーランスとしての大きな魅力である。しかし、そこには当然メリットとデメリットが存在する。
まずメリットとして、生活費が安いという事だ。地方、田舎では大都市圏に比べると大幅に家賃を安く抑えることが出来る。とくに家賃は、都内ではワンルームしか借りられない額でも、地方ならば庭付き一戸建てなんてことも珍しくはない。
喧噪の大都会とは違い、地方の田舎暮らしではゆとりを持った生活をすることができる。フリーランスは1人で仕事をすることが多いので、余計な精神的なストレスが少ないということは、充実した仕事をするためにはとても重要な要素である。
競争率が高い大都市に比べると、エンジニアに求められるスキルが低いようである。地方としては当然意識はしているものの、公式サイトやSNSを持っていないなどの企業があり、こうした企業の仕事が比較的に取りやすい。

逆に交通が不便なことは大きなデメリットである。ITの勉強会などは東京など大都市で開かれることが多いので、参加がしにくいのが実情である。また、遠地の企業との対面打ち合わせが必要な場合や、常駐案件などはまず不可能だ。
地方ではフリーランスという働き方への認知度が低いので、ニートやフリーター扱いをされることがある。これがメンタル面などに影響するかもしれない。しかし、これは個人々の資質にもよるものなので、あまり影響はない人もいる。それと、会社などに所属していないので、困ったことが起きた時に頼れる相手は非常に限られてしまう。

以上はほんの一例だが、フリーランスとして地方で活躍することを考えるならば、このようなメリットとデメリットを踏まえて考えてみる必要がある。